名だたる一族やセレブが暮らし写真や映像のみで知るような、未だかつて住んだことも実際に見たこともない豪邸。
フィルター越しでしか見たことがなくても、その華やかなインテリアに憧れる方もいるのではないでしょうか。
最近では家づくりに取り入れられている、北欧風のインテリアは人気のスタイルの一つです。
北欧とは北ヨーロッパのことで、スカンディナビア諸国と称されるデンマークやフィンランド、スウェーデンの3国や、アイスランド、ノルウェーなどを指します。
デンマークではHyggeといわれる時間の過ごし方がとても大切にされています。
Hyggeとはデンマーク語で居心地の良い空間や幸せな時間というようなニュアンスがあり、ゆったりと流れる穏やかな時間、家族や親しい仲間とのひと時を楽しむといったデンマーク流のライフスタイルです。
インテリアを整えてろうそくの柔らかな光を囲み食事をしたり、コーヒーや紅茶を飲みながらリラックスした時間を過ごします。
このような贅沢な時間は、日本の私たちの暮らしにも取り入れることが可能です。
最近では日本にもIKEAをはじめとし、さまざまなインテリアメーカーが参入して、より身近に感じられるようになりました。
北欧ならではのカラフルな色合いや斬新なデザインは、お部屋のアクセントにもピッタリです。
北欧のインテリアは主に木材を各所に贅沢に使用して、温かみのある空間作りが行われます。
内装をシンプルにした分、家具や観葉植物、飾りなどでおしゃれな雰囲気に仕上げます。
高級感を出したいのであれば、デンマーク王室御用達の磁器ブランド、ロイヤルコペンハーゲンの洋食器を取り入れると良いかもしれません。
日本のテレビドラマでお金持ちの家庭を演出する際に使用されるなど、セレブ感が一気にアップします。
その魅力は真っ白な磁器に青の美しさが特徴的で、温かみがありながら洗練された印象です。
職人さんたちが一つひとつ手書きで書いているため、仕上がりにアジがあります。
気品があり、落ち着いた雰囲気の食卓が演出できます。
高級食器ではありますが、定番のデザインで長年愛されているため万が一割れてしまっても同じ商品が購入できるので結果的に経済的であるとも言われています。
また高級感のあるインテリアを演出するなら、家中のマットやファブリックにもこだわりたいもの。
北欧のマットやラグはシンプルな色合いでも、デザインや柄が特徴的だったりします。
遊び心があるポップなものでも、どこか落ち着きが感じられ大人のインテリアにも馴染みます。
ファブリックにはフィンランドの最古のテキスタイルブランドであるフィンレンソンがオススメです。
大きな花柄などがデザインされており、ベッドルームが華やぎます。
しっかりとしたキルティング素材のものは、長く大切に使用することが可能です。
華やかなテイストのものから、ナチュラルテイストのものまで幅広く展開しているので、どんな方にもピッタリのものが見つかるでしょう。
ファブリックやマットなら手軽に取り入れることができます。
気分が変えたくなったらいつでも取り替えることが可能ですし、新しいブランドが流行ればすぐに取り入れられます。
北欧インテリアは家族で過ごす時間を大切にしたい方に特にオススメです。
現在住んでいる家に採用したいのなら、ものをへらして極力シンプルなお部屋にして、北欧らしいブランドやメーカーの家具やアイテムを取り入れます。
たとえ豪邸とはいかなくても、北欧インテリアのお部屋作りは可能です。
家族や親しい友人たちと楽しい幸せな時間を楽しめるようなイメージで、少しずつ温かみの感じられるアイテムを取り入れていくと良いでしょう。